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2011年03月07日

今年の蒲田川を考える

2日間釣りをしてみて、圧倒的に魚の数が少ないと感じた蒲田川。
いろいろな人からの話を総合してみると、

1.昨年7月の大雨で川が大荒れして、魚の数が圧倒的に減った
2.解禁前から断続的に地震が発生し、魚が脅えて餌を食わない。
3.漁協の方針で放流が成魚放流から稚魚放流に。
  それに伴い、放流時期も解禁前から昨年11月に(1月だったという話もあり)
4.大雪のため、河原へ降りることができず、放流できなかった。
5.今年の成魚放流は4月に入ってから行う。

などの原因があるらしい。

ちょっと検証してみる。

1.これは、ちょっと考えられない
実際、昨年9月の禁漁前に結構良い釣りが出来たという話も聞かれる。

2.釣れない原因をこれ幸いにこじつけただけでは?
人間には解らない感覚で地震に脅えて餌を食わないってことは確かにあるかもしれ
ないが、放流される魚のことを考えれば、車で運ばれている間はずっと揺れっぱなし、
それでも放流されればきちんと餌を食う。
それに極少数でもライズが確認できた。

3.稚魚放流をしたのであればもう少しちびヤマメの反応があっても良さそうなもの。
実際釣れるヤマメは小さかったが、圧倒的に数が少ない。

4.これもどうだろう?確かに雪は多かったが、実際もっと雪が多かった年もある。
やはり、放流してないことへの言い訳なのでは?

5.やっぱりこれが一番大きい原因かな?
例年、解禁日には平日であっても各放流ポイントで餌氏の林が出来ていたのに、今年
に限っては餌氏の姿が見当たらない。彼らは魚がいないことを知っているので竿を出
さないのでは。

と、ここまで書いてきて以下のように邪推してみる。

まず、1.が原因で昨年の鮎が壊滅だったらしい。そのため、期待していた入漁券の
収入が得られず、渓魚の放流資金が確保できなかった。
そのため、3.で少しでも放流しているように見せかけた。
解禁後、渓魚の入漁券収入で5.を行う。
2.及び4.は釣れないと文句を言ってくる釣り人への言い訳

温泉が流入しているおかげで解禁当初からドライフライの釣りが出来、多くのフライ
フィシャーで賑わう蒲田川ではあるが、こんな状況が続くと、入漁券の売り上げにも
影響が出てますます魚がいない川になってしまうのではないだろうか。

何とか昔の姿を取り戻して欲しいと切望するのだが。



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この記事へのコメント
こんにちわ、通りすがりです。

蒲田は釣れない要因がたくさんあるんですね。
先日私の友人は20cm程のチビヤマメばかりドライとニンフ混合ですが15匹程釣れたと聴いていたので魚は居ると思ってました。
昔から通年蒲田に通いつめている人のブログを見ても良型のヤマメが釣れているから今週末攻め込もうと予定してましたが蒲田のエキスパートKiso-yamameさんが釣れないとなると… ダメですかね。私の場合は釣れないと自分の腕や判断力不足かなぁって思います。まだまだですね。
私は毎年解禁間際の釣りやすい時期に放流魚を期待して少し通うだけだから
蒲田はあまり語れないですが。私も頑張ってKiso-yamameさんみたい絶賛されるエキスパートになりたいと思います。
「この状況の中で15cmとは流石です、お見事です。」 言われてみたいです。
Posted by 1/12の神話 at 2011年03月07日 15:58
こんばんは。

皆さんが解禁に訪れるんで今年はひっそりこっそり行ってやろうかと目論んでましたが、仕事を休めずに断念。
kiso_yamame さんでも手を焼いてるような状況なので、結果オーライですかね(^^;

>と、ここまで書いてきて以下のように邪推してみる。

たぶん正解だと思います。
Posted by みかん at 2011年03月08日 00:34
こんばんは。
当日はどうもでした!
私は、ある日を境に急に釣れ出す気がしますが、どうでしょう?
あれだけの水量・水質・渓相の川が放流の影響だけでそんなにも変わるのかな~?
私はもう行けないかも知れないけど、望みを持って継続調査して下さいね。
いい記事を期待してますよ~!
Posted by KIF at 2011年03月08日 01:59
>1/12の神話さん
こんにちは~、初コメントありがとうございます。
今年の状況で15匹釣ったという友人の方こそエキスパートですね。
私なんかまだまだです。

>みかんさん
こんにちは~。
そろそろみかんさんも蒲田デビューかなと思っていたら、やっぱり
狙ってたんですね(笑)
邪推が外れていつか爆発することを期待してもう少し通ってみます。

>KIFさん
こんにちは~。
道路で関西ナンバーのワンボックスを見かけたとき、まさか?と思っ
たんですが、あんなところで再会するとは、びっくりしました。
年券を買ってあるので、もう少し通ってみますね。
Posted by kiso_yamame at 2011年03月08日 09:55
こんにちは!
私が感じた事は昔に比べ、漁業組合の活気の無さです。
是非、高原・蒲田川に来てくれ~て、意気込みが感じられません。
個人的な意見ですが、
漁業権販売所の減少・日券のみの販売・留守が多い。
(今では年券買いに車で40分。昔は10分で購入出来たのに。)
組合員による川の監視・見回りの低下。
(釣りに行けば、監視人とよく出会い「釣れますか?」と、聞いてくれました。
貴重な情報も教えて下さいました。ここ数年、川で一度も出会った事が無い。タイミングもありますが・・・)
近隣の養鱒所の後継者不足・高齢化等による廃業寸前な状態。
(知人の養鱒所はネットで経営者の募集をしているくらいです)
まだまだ有りますが、20年前と比べると悪化の一途です。
数年前から自然繁殖に力を入れてるようで、あちこち穴を堀り、
石を積み上げている様で放流は二の次の様に感じられます。
もちろん、それも大事な事ですが釣り人の声をもっと聞き入れて欲しいです。
釣り人・組合・養殖者・観光組合・市町村等が、それぞれ川や魚に対する知識や環境等、考え方を改める時代になったと思うのですが?
一番良いのはkiso_yamame様が組合会長になって下されば何もかも一件落着なんですが?
Posted by marimotan at 2011年03月09日 18:23
こんにちわ。

ちょっと読まさせて頂きました。
非常に細かい分析でなるほどと思います。漁協の方が見たらちょっとドキっとするかもしれません。

ちょっと気になるのは放流ポイントに餌師の林がってのは分かりますが、木曽ヤマメさんもかなり成魚放流にこだわり、期待し、放流したての魚を狙っている様に感じ餌師の方々とほとんど変わらない気がしますがいかがでしょうか。
餌かフライか、キープするかしないかの違いだと思いますが。
私はお世辞や社交辞令は苦手なので上手い事は言えませんがちょっと感じた事を書かせて頂きました。
Posted by さるぼぼ at 2011年03月10日 15:43
>marimotanさん
こんばんは~。
参考になる情報ありがとうございます。

僕が組合会長ってそれは無いでしょ(笑)
仮に組合長になるとしても、まずは地元の奈良井川から変えていかないと。

>さるぼぼさん
こんばんは~、コメントありがとうございます。

僕の釣りの優先順位は
釣れないよりは釣れた方が良い>小さい魚よりは大きい魚>鰭がそろったきれいな魚体
です。
なので、成魚放流には正直期待してます。
答えになっていないかな?
Posted by kiso_yamame at 2011年03月10日 19:13
お久しぶりです!
今年も解禁、ワクワクする季節ですね!
人気河川での厳しい解禁状況は、そこに行き慣れた釣り人にとって
重大なことですね。高い遊漁券を買って、それなりの遊びができ
ないのでは不満も貯まることだと思います。また、良い過去を
知っていればいるほど、その残念な気持ちは大きいことでしょう。
ただ、放流に関しては漁協関係者のみ知ることで、正式発表でも
ない限り、詮索しても致し方ない気がします。
漁協関係者の皆さんには、本気で取り組んでいただけていることを
期待しつつ、釣り人は楽しめる釣り場の「選択の自由」を行使する
ということで良いような気がする私は、短絡的すぎますかね?
Posted by jbopperjbopper at 2012年03月13日 21:17
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