今年の蒲田川を考える

kiso_yamame

2011年03月07日 10:46

2日間釣りをしてみて、圧倒的に魚の数が少ないと感じた蒲田川。
いろいろな人からの話を総合してみると、

1.昨年7月の大雨で川が大荒れして、魚の数が圧倒的に減った
2.解禁前から断続的に地震が発生し、魚が脅えて餌を食わない。
3.漁協の方針で放流が成魚放流から稚魚放流に。
  それに伴い、放流時期も解禁前から昨年11月に(1月だったという話もあり)
4.大雪のため、河原へ降りることができず、放流できなかった。
5.今年の成魚放流は4月に入ってから行う。

などの原因があるらしい。

ちょっと検証してみる。

1.これは、ちょっと考えられない
実際、昨年9月の禁漁前に結構良い釣りが出来たという話も聞かれる。

2.釣れない原因をこれ幸いにこじつけただけでは?
人間には解らない感覚で地震に脅えて餌を食わないってことは確かにあるかもしれ
ないが、放流される魚のことを考えれば、車で運ばれている間はずっと揺れっぱなし、
それでも放流されればきちんと餌を食う。
それに極少数でもライズが確認できた。

3.稚魚放流をしたのであればもう少しちびヤマメの反応があっても良さそうなもの。
実際釣れるヤマメは小さかったが、圧倒的に数が少ない。

4.これもどうだろう?確かに雪は多かったが、実際もっと雪が多かった年もある。
やはり、放流してないことへの言い訳なのでは?

5.やっぱりこれが一番大きい原因かな?
例年、解禁日には平日であっても各放流ポイントで餌氏の林が出来ていたのに、今年
に限っては餌氏の姿が見当たらない。彼らは魚がいないことを知っているので竿を出
さないのでは。

と、ここまで書いてきて以下のように邪推してみる。

まず、1.が原因で昨年の鮎が壊滅だったらしい。そのため、期待していた入漁券の
収入が得られず、渓魚の放流資金が確保できなかった。
そのため、3.で少しでも放流しているように見せかけた。
解禁後、渓魚の入漁券収入で5.を行う。
2.及び4.は釣れないと文句を言ってくる釣り人への言い訳

温泉が流入しているおかげで解禁当初からドライフライの釣りが出来、多くのフライ
フィシャーで賑わう蒲田川ではあるが、こんな状況が続くと、入漁券の売り上げにも
影響が出てますます魚がいない川になってしまうのではないだろうか。

何とか昔の姿を取り戻して欲しいと切望するのだが。


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